法人についてAbout Us
法人の理念
- 利用者が安心して利用できる事業をめざします。
- 利用者一人ひとりの人権を尊重し、利用者主体の上質なサービスを提供します。
- 利用者の希望に沿った自立生活を実現できるよう、適切に支援できる職員の育成に努めます。
私たちがめざしている「利用者が安心して利用できる事業」とは
「安心」とは、"利用者一人ひとりが「私の周りにいる人たちは、自分のことをわかってくれている」「自分らしく過ごすことができる」と思える環境"と考えています。
事業種別によりサービス内容は異なりますが、利用者にとっての「安心」を提供することは共通しています。
利用者主体の上質なサービスとは
人権とは生まれながらにして誰もが持っている権利。
そのことを利用者と一緒に考え、"想い" をくみ取り、その “想い” に応え続けていくことで上質なサービスになっていきます。
私たち支援者は、どうすれば利用者の "想い" を実現できるかを、チームで考えサポートします。
職員の育成とは
福祉サービスは人と人との直接的な関わりにより行われます。サービスを提供する職員の関わり方や振る舞いがサービスの質に大きく影響します。
そのため、職員の考え方や知識・技術を高めるための研修を充実させています。
法人内研修は経験年数や階層別ごとの研修が年間30回。 福祉未経験からスタートする職員も多いため、基本的な考え方や知識・技術を習得する研修から始まり、徐々にステップアップできるようになっています。
外部機関が主催する研修にも積極的に派遣。 新しい知識を習得できるだけでなく、他法人の職員と一緒に学べるためたくさん刺激を受ける機会にもなっています。
充実した研修制度
法人内の研修制度を充実させていますので、未経験からでも基礎から学べ、福祉専門職として段階的に成長できる環境があります。
同じくらいの経験者が集まる階層別の研修、サービス管理責任者や主査・主任が集まる職務別研修があります。
外部研修にも積極的に派遣しています。外部研修は新たな知見の習得だけでなく、他法人の職員との情報交換により刺激を受ける機会にもなっています。

法人内部研修
人材育成委員会が中心になり、企画・運営している法人内研修
講師は管理職・役職者などの法人職員、研修内容により外部講師にも依頼して行います。
講義だけでなく、グループワークやディスカッションを行ない、職員が主体的に参加できるものにしています。
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1年目職員研修
「ともかわさき」の職員として、福祉職としての基礎の研修を行ないます。
- 法人の理念、業務マニュアル
- 福祉職としての仕事の取り組み方
- 基本的な介護技術
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2年目職員研修
- 障害特性について
- 利用者・家族の精神的ケア
- 虐待防止法について
- 記録について
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3~5年目職員研修
- 法人の理念と権利擁護
- 虐待防止と行動制限
- 利用者満足を考える
- コミュニケーション、伝え方
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中堅職員研修
- 家族支援
- 感染症対策
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階層別研修
- サービス管理責任者研修
- 主査・主任研修
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その他の研修
- 事例検討会
- 安全運転講習

外部研修
社会福祉協議会などの福祉関係機関が主催する研修にも多数職員を派遣しています。
上司から勧められたものだけでなく、自分で見つけた研修でも承認されれば法人が費用負担して参加できます。
キャリアパス
ともかわさきでは基本的に正職員は「生活支援員」からキャリアをスタートします。
知識・技術を習得し「福祉のプロ」としてステップアップしていきます。
また、福祉はチームワークが大切な仕事です。利用者様により良いサービスを提供できるようチームで話し合い、サービス提供しなければなりません。
そのために、経験を積み、チームをまとめるリーダーとして活躍していきます。
第1段階
入社後は生活支援員からスタート!
や研修で知識・技術を習得し経験を重ねていきます。
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生活支援員
チームの一員として利用者様を支援します。 日常生活上の介護、生産活動の提供、余暇活動の提供など利用者様の生活を支援します。

第2段階
より良い支援を提供していくためにはチームワークが大切です。 チームはそのメンバーがまとまることでより力を発揮します。
リーダーとしてチームをまとめる役割を担います。
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生活支援員(リーダー)
支援グループのリーダーとしてサービス提供をしていきます。
一定の実務経験と研修修了など要件をみたした上で、生活支援員から他の職種に異動することもあります。
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サービス管理責任者
利用者様に適切なサービス提供をできるよう調整する役割を担います。
利用者様のニーズや要望を反映した個別支援計画を作成し、計画に基づいきサービス提供できるよう職員間の調整や指示を行います。 -
相談支援専門員
相談支援センターの相談員として、地域で生活する障害者等の相談を受けたり支援をします。

第3段階
事業所の指導者・監督者として適正に事業運営できるよう指揮・指導する役割を担います。
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主任
支援員として現場で支援を行いつつ、指導職として事業所の運営が適正に行なえるよう職員の育成、労務管理など管理職の補佐業務も行います。
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主査
監督職として事業所の運営管理を担い、管理職の補佐業務を行います。
事業提供の責任者である管理者として配置されることもあります。

第4段階
事業所の責任者として適正に事業運営できるよう管理します。
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主幹
事業所の責任者の役割を担います。法人全体の経営や事業運営にも関与します。
事業内容
障害者総合支援法に基づく指定障害福祉サービス、川崎市からの委託事業を中心に事業を行っています。
通所サービス部門
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生活介護
常に介護が必要な障害者に、自立の促進、生活の改善、身体機能の維持向上を目的に通所による様々なサービスを提供します。
排せつ・食事等の日常生活上の介護、生活等に関する相談・助言、創作的活動・生産活動の機会の提供のほか、身体機能や生活能力の向上のために必要な援助を行います。- おおしま
- わたりだ
- むぎの穂
- かせやま
- ひらま
- ひさすえ
- たちばな
- ちとせ
- すえなが
- あかね
- なしの実
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就労継続支援B型
一般企業等での就労が困難な障害者に、生産活動その他の活動の機会を提供します。 就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練、および、自立した日常生活及び社会生活が営めるように支援します。
- おおしま
地域生活支援部門
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短期入所
障害者及びその家族の地域生活を支援することを目的に運営しています。
障害者を介護する家族の病気・緊急な用事・介護疲れなどの場合に、障害者が短期間入所し、食事・入浴・排せつなどの日常生活上の介護、創作的活動や外出などの日中活動を支援します。- ライブリー
- ひらま
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日中一時支援
障害者が通所施設等を利用した後の夕方からの時間を支援します。
リラックスして過ごせるよう主に余暇的な活動を支援します。- 日中一時支援事業所ひらま
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移動支援
主に休日の外出支援を行います。
サポーターが同行し、外出範囲を広げ、経験を豊かにできるよう支援します。- とも移動支援等事業所
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地域相談支援センター
障害のある方やそのご家族等からの暮らし・福祉・健康・仕事など、さまざまな相談に応じます。
【川崎市委託事業】- ラルゴ
- ドルチェ
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相談交流
地域住民と障害者の交流を図るため、イベントやボランティア活動、ひらまの体育室や会議室の地域開放を行います。
- 相談交流ひらま
居住部門
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共同生活援助
主に知的障害者を対象に、共同生活を営む住居で相談、入浴、排せつまたは食事の介護、その他の日常生活上の援助を行います。
- なんぺい
- なかのしま1
- なかのしま2
- なかのしま3
- なかのしま4
- なかのしま5
- なかのしま6
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福祉ホーム
住居を求めている障害者に低額な料金で居宅その他の設備を利用していただき、日常生活に必要な便宜を提供します。
【川崎市指定管理事業】- 三田福祉ホーム
事務部門
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事務局
法人事務局では社会福祉法人の運営に係る事務を行います。
事務局分室では川崎市からの委託による、障害者の親の会の支援等を行っています。- 法人事務局
- 事務局分室
数字で見る“ともかわさき”
データから「ともかわさき」を紹介します。
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職員数
299人正職員183人その他116人 -
男女比
女性55.9%男性44.1% -
平均年齢(正職員)
42.4歳20代13.0%30代28.2%40代31.6%50代23.2%60代4.0% -
平均勤続年数(正職員)
10.6年3年未満20.3%5年未満15.3%10年未満13.6%15年未満24.3%15年以上26.5% -
平均有給休暇取得日数(2022年度)
16.6日 -
平均時間外勤務時間(2022年度)
月0.98時間
理事長メッセージ
一緒に楽しいことしませんか? ~みんなでパラアート~

こんにちは、社会福祉法人ともかわさき理事長の桑原賢治です。
「ともかわさき」は、知的障害、自閉症や肢体不自由のあるお子さんの親の会が母体となり平成8年(1996年)に設立され、
神奈川県川崎市において主に知的障害の方を対象とした障害福祉サービスを提供し、自分らしく生き生きとした生活を送ることができるよう日々支援をしています。
市内の各事業所で約300人の職員の方々に活躍していただいています。
また「ともかわさき」では、市内の障害者団体の活動支援を始めとした、障害者自身とそのご家族のための幅広い活動を行っています。
さらに、社会福祉法人の地域における公益的取り組みとして「パラアート活動」に取り組んでいます。 パラアート絵画教室、パラダンスや事業所パラアート活動支援など障害のあるなしに関わらずみんなで愉しむ活動を展開しています。
いままで障害者福祉を知らなかった人と『障害のある人もない人も共に文化芸術活動に親しむ環境』を創っていくことで『多様性を許容する地域社会』の実現に繋がればと思い、 いろいろな場所、街の中、生活の中へパラアートを届け、まちなかの多くのみなさんとアートで繋がる『まちかどパラアート展』を開催しています。
「ともかわさき」の活動に興味や賛同を感じていただけたなら、是非一緒に障害者福祉の仕事をしませんか。
一緒に楽しめる方、お待ちしております。
